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皆さん、こんにちは。成田市近郊、酒々井のあい歯科 矯正・こども歯科です。

虫歯は単なる歯の痛みや不快感だけではなく、全身の健康にも影響を及ぼすことがあることをご存じでしょうか?放置しておくと虫歯は重症化し、口腔内に留まらず体全体に深刻な悪影響を引き起こすことがあります。

そこで本コラムでは、虫歯が引き起こす意外な全身への影響について、具体的な病気やそのリスクを解説しながら、虫歯の早期治療の重要性についてご紹介します。

虫歯を軽視せず、全身の健康を守るために何ができるのか、一緒に考えていきましょう。

重症化した虫歯で起こること

虫歯を治療せずに放置していると、次に挙げるような病気へと発展するため、十分な注意が必要です。

◎根尖性歯周炎

虫歯が進行すると、歯の根の先にまで炎症が広がる「根尖性歯周炎」が発生することがあります。この状態になると、歯茎の腫れや強い痛みが現れるだけでなく、顎の骨にまで影響を及ぼすことがあります。また、炎症が全身に波及し、他の健康な組織に悪影響を与えることもあるため、早期の治療が必要です。

・根尖性歯周炎の特徴

根尖性歯周炎は、歯の根の感染が原因で、口腔内に限らず全身に広がる可能性があるため、特に注意が必要です。この状態が続くと、体内の免疫システムに負担をかけ、全身の健康に影響を与えるリスクが高まります。また、痛みが慢性化すると、日常生活にも支障をきたすことがあります。根尖性歯周炎の治療は、歯の根の掃除や根管治療が基本となりますが、感染が広がっている場合には抗生物質の投与も必要です。

◎顎骨骨髄炎

虫歯が原因で顎の骨に細菌が感染し、顎骨骨髄炎を引き起こすことがあります。この病気は、顎の骨自体に炎症が生じ、強い痛みや腫れを伴います。骨髄炎が進行すると、顎の骨が破壊され、噛み合わせに影響を及ぼす可能性があります。早期に治療を行わないと、手術が必要になるケースもあるため注意が必要です。

・顎骨骨髄炎の特徴

顎骨骨髄炎は、顎の骨全体に感染が広がり、慢性的な炎症を引き起こします。この病気が進行すると、骨の壊死が進み、顔の変形や機能障害を引き起こすことがあります。顎骨骨髄炎は非常に痛みを伴う病気であり、噛み合わせが悪くなることで、食事や会話など日常生活の質が低下します。治療には長期的な抗生物質の使用や外科的処置が必要になる場合が多く、早期の発見と治療が鍵となります。

◎歯性上顎洞炎

上顎の奥歯の虫歯が重症化すると、歯の根から細菌が上顎洞に侵入し、「歯性上顎洞炎」を引き起こすことがあります。この状態では、鼻の奥が痛くなる、鼻詰まりや膿のような分泌物が出ることなどが特徴です。歯から直接起こるこのような感染症は、適切な治療を受けなければ慢性化する可能性があり、全身への影響も懸念されます。

・歯性上顎洞炎の特徴

歯性上顎洞炎は、上顎の歯と上顎洞が近接しているために発生しやすい病気です。この状態が続くと、鼻呼吸が困難になり、睡眠の質が低下することがあります。また、炎症が広がることで顔全体に痛みが及び、日常生活に支障をきたします。治療には、感染源となっている虫歯の治療と、必要に応じて上顎洞の洗浄や抗生物質の使用が行われます。適切な治療を行うことで、症状の改善が期待できます。

◎蜂窩織炎

虫歯が原因で顎周辺の組織に細菌が広がり、皮膚の深部まで炎症が及ぶ「蜂窩織炎」が発生することもあります。この状態では、顔や首が腫れ、強い痛みや発熱を伴います。蜂窩織炎は急激に進行し、放置すると呼吸困難など重篤な状態に至ることがあるため、早期の治療が求められます。

・蜂窩織炎の特徴

蜂窩織炎は、顎や首周りの広範囲に炎症が広がるため、見た目にも大きな影響を与えます。炎症が進むと、皮膚が赤くなり、熱を持つため、患者さんは非常に不快な状態に陥ります。蜂窩織炎は緊急性の高い病気であり、治療が遅れると気道が圧迫され、呼吸困難に至るリスクがあります。治療には、抗生物質の投与や、場合によっては切開して膿を排出する処置が必要です。

◎感染性心内膜炎

虫歯が重症化して細菌が血流に乗ると、心臓の内膜に感染する「感染性心内膜炎」を引き起こすことがあります。特に心臓に基礎疾患のある患者さんにとっては大変危険であり、命に関わることもあります。口腔内の健康管理は、全身の健康を守るために非常に重要であることがよく分かる例です。

・感染性心内膜炎の特徴

感染性心内膜炎は、心臓に感染が広がることで発生し、特に弁膜症などの既往歴がある患者さんにとってリスクが高いです。この病気は、全身に熱や倦怠感をもたらし、最悪の場合には心不全を引き起こすこともあります。感染性心内膜炎の予防には、虫歯や歯周病の予防が不可欠であり、定期的な歯科受診が非常に重要です。また、心臓に問題を抱える方は、歯科治療時に適切な抗生物質の予防投与が推奨されることがあります。

◎敗血症

虫歯が原因で細菌が血液中に広がり、「敗血症」を引き起こすこともあります。敗血症は全身の臓器に炎症を引き起こし、非常に危険な状態です。放置すると命に関わる可能性があるため、虫歯が重症化する前に適切な治療を行うことが不可欠です。

・敗血症の特徴

敗血症は、細菌が血流に侵入し、全身に炎症反応を引き起こすことで発生します。この状態は急速に進行し、多臓器不全を引き起こす可能性があります。敗血症の初期症状には、高熱や血圧低下、全身の倦怠感などがあり、迅速な対応が求められます。虫歯が原因で敗血症に至ることはまれですが、リスクを避けるためには、早期の虫歯治療と口腔内の衛生管理が重要です。

虫歯の早期治療は全身の健康維持にもつながる

虫歯の早期治療は全身の健康維持にもつながる

虫歯の早期治療は、全身の健康を守るためにも重要です。虫歯が進行する前に適切に治療することで、重症化を防ぎ、全身へのリスクを最小限に抑えることができます。また、定期的な歯科検診を受けることで、早期発見・早期治療が可能となり、全身の健康維持に役立ちます。噛み合わせの問題も早期に対処することで、健康状態が改善されることが期待できます。

また、虫歯の治療を通じて噛み合わせを改善することは、食べ物をしっかりと噛む能力を維持し、消化機能の向上につながります。また、虫歯が原因で発生する感染性心内膜炎や敗血症などを防ぐためにも、口腔内の衛生管理は欠かせません。特に基礎疾患を持つ患者さんにとっては、口腔内の健康状態を維持することが重要です。

まとめ

今回は、虫歯が引き起こす意外な影響について、成田市近郊、酒々井のあい歯科 矯正・こども歯科が解説しました。

虫歯は放置すると全身の健康に深刻な影響を与えることがあります。虫歯が引き起こす病気には根尖性歯周炎や顎骨骨髄炎、感染性心内膜炎、蜂窩織炎、敗血症などがあり、そのどれもが早期の対処を必要とします。虫歯の予防と早期治療を徹底することで、全身の健康を守ることが可能です。

また、噛み合わせの問題も虫歯の進行に伴って発生することがあり、これを改善することで日常生活の質を向上させることができます。

当院では、患者さん一人ひとりに合った予防と治療を提供し、全身の健康をサポートしていますので、お気軽にご相談ください。

検診・歯石取り・歯のクリーニング・フッ素塗布などもご予約いただけます。3か月先のご予約もお気軽にどうぞ。

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