歯周病の治療

歯石を取り除く歯科衛生士

一般歯科

Periodontal disease

歯周病の治療検査にもとづいて、抜かずに残す

悪くなった歯もできるだけ抜かずに残し、そのうえで、どうすれば繰り返さないかを考えます。

抜かずに残す。
そして繰り返さないための歯周病治療

抜けた歯は、二度と生えてきません。歯を守るには、歯科医院での治療に加えて、毎日のご自宅でのケアが欠かせません。
当院の歯周病治療は、検査で原因と進み具合を確かめることから始めます。「とりあえず歯石を取る」のではなく、結果にもとづいて計画を立て、患者さんと一緒に治していきます。

MTM

予防を中心にした
歯周病治療(MTM)

当院は、2015年の医院の移転を機に、山形県酒田市の日吉歯科診療所が取り組む診療のしくみ「MTM(メディカルトリートメントモデル)」を取り入れました。予防歯科の進んだスウェーデンの歯科医療をお手本にした、予防を中心にしたしくみです。

MTMでは、検査の結果にもとづいて治療することを大切にしています。歯周病だからといって、やみくもに歯石を取ることはしません。検査の結果をお見せして、治療の内容と流れをご理解いただいてから進めます。

Examination

まず、検査で
原因と進み具合を確かめます

  • 歯のレントゲン写真

    歯周ポケット検査・レントゲン

    歯と歯ぐきの間の溝の深さと、歯を支える骨の状態を調べます。生活習慣もお聞きします。

  • 位相差顕微鏡

    位相差顕微鏡(細菌検査)

    歯ぐきの溝の汚れを顕微鏡で見て、細菌の量・種類・動きを確かめます。

  • 歯科用CTで撮影する女性

    CT(必要なとき)

    歯を支える骨がどのくらい溶けているかを、立体的に確かめます。

このほか、必要に応じて唾液検査(虫歯・歯周病のリスクを調べる)と遺伝子PCR検査(歯周病菌を遺伝子のレベルで調べる)も行います。どちらも自費の検査です。糖尿病の方、妊娠・出産を予定している方、インプラントの治療を受けている方には、特におすすめしています。

Basic treatment

歯石を取り除き、
ご自宅のケアを整える

画面でお口の状態を説明する歯科衛生士

歯周病の原因は、歯や歯ぐきの溝についた歯石・プラーク(歯垢)の中の細菌です。検査の結果にもとづいて、一人ひとりに合った計画で、歯ぐきの溝の奥の歯石まで取り除きます。担当するのは、経験15年以上(2026年現在)の歯科衛生士をはじめとする歯科衛生士たちです。痛みが心配な方には、麻酔も使います。

歯周病は、ご自宅でのケアがあってこそ良くなります。歯みがきのしかたや、お口に合った歯ブラシ・歯間ブラシなどの選び方を、担当の歯科衛生士がお伝えします。

基本の治療の通院の目安は、3〜6回・1〜3か月ほどです(進み具合によって変わります)。

Surgery

重い歯周病には、
手術と再生療法も

ルーペをつけて処置をする歯科医師

歯周病が進んで、通常の器具では届かない深いところに歯石がたまっている場合や、歯を支える骨が溶けてしまった場合は、次の治療に移ることがあります。担当するのは院長です。

  • フラップ手術(歯肉剥離掻爬手術):歯ぐきを開いて、歯の根の表面の歯石を目で見ながら取り除きます。手術のあとは歯ぐきの溝が浅くなり、汚れがたまりにくくなります。
  • エムドゲイン法(歯周組織再生療法):エムドゲイン・ゲルという薬を使って、溶けた歯周組織の再生を促します。
  • GTR法(歯周組織再生誘導法):メンブレンという人工の膜を使って、組織の再生を促します。

どの治療も、すべての組織が元どおりになるわけではありません。向いているかどうかを検査で確かめてからご提案します。

Flow

歯周病の治療の流れ

  1. 検査歯周ポケット・レントゲン・細菌の検査などで、進み具合を調べます。
  2. 治療計画のご説明検査の結果をお見せして、治療の内容と流れをご説明します。
  3. 歯石・プラークを取り除く専用の器具で、歯ぐきの溝の奥の歯石まで取り除きます。
  4. 歯みがきの練習ご自宅で続けやすいケアの方法をお伝えします。
  5. 再評価と、必要なら手術・再生療法もう一度検査をして、良くなったかを確かめます。
  6. 定期検診で再発を防ぐ良くなったあとも、定期的なクリーニングと検査で、繰り返さないようにします。
Doctors

担当する歯科医師

院長 遠山 大輔

院長遠山 大輔

東北大学歯学部卒。インビザライン プラチナエリート(300症例以上・症例数 全国上位5%)。日本小児矯正研究会・日本接着歯学会 会員。子どものマウスピース矯正(インビザライン・ファースト)と、歯をなるべく削らないダイレクトボンディングが得意で、生まれつき小さい歯や歯がないところを整えながらのマウスピース矯正も担当します。ダイレクトボンディングは、田代浩史 臨床教授(東京科学大学・徳島大学)が主宰し、田上順次 名誉教授(東京科学大学)も講師を務める「DRC浜松」のアドバンスコースを修了しています。

院長プロフィール
Price

歯周病の治療の費用

項目費用備考
歯周病の検査・歯石取りなどの基本の治療保険診療通院の目安は3〜6回・1〜3か月
唾液検査4,400円(税込)自費。1回
遺伝子PCR検査9,900〜13,200円(税込)自費。調べる内容の数によって変わります
フラップ手術(歯肉剥離掻爬手術)40,000〜120,000円(税込)自費。治療する歯の本数によって変わります。1〜4か月・4〜16回
エムドゲイン法(歯周組織再生療法)60,000〜120,000円(税込)自費。治療する歯の本数によって変わります。3〜6か月・4〜16回
GTR法(歯周組織再生誘導法)60,000〜120,000円(税込)自費。治療する歯の本数によって変わります。3〜6か月・4〜16回

金額は目安です。お口の状態によって変わります。手術・再生療法を行うかどうかは、検査の結果をもとにご相談します。

唾液検査・遺伝子PCR検査
検査の前は、食事・喫煙・歯みがきを控えていただく必要があります(唾液検査は運動も控えていただきます)。唾液検査では、かむ刺激で出血することがあります。
フラップ手術
治療のあと、歯がしみることがあります。手術のあとに、痛み・腫れ・出血が出ることがあります。歯ぐきが少し下がって見えることがあります。
エムドゲイン法・GTR法
組織が完全に元どおりになるわけではありません。再生するまで数か月かかります(個人差があります)。手術のあとに、痛み・腫れ・出血が出ることがあります。たばこを吸う方は、期待どおりの効果が得られないことがあります。GTR法で溶けない膜を使った場合は、1〜2か月後に膜を取り出す処置がもう一度必要です。
Q&A

歯周病の治療について、
よくあるご質問

歯ぐきから血が出ます。歯周病でしょうか?

歯ぐきの炎症のサインのことが多いです。痛みがなくても進むことがあるので、一度検査で確かめることをおすすめします。

歯石を取るのは痛くありませんか?

痛みが心配な方には、麻酔を使って進めます。我慢させるようなことはしませんので、遠慮なくお伝えください。

どのくらい通えば良くなりますか?

基本の治療は、3〜6回・1〜3か月ほどが目安です。進み具合によって変わるので、検査のあとにお伝えします。

「抜くしかない」と言われた歯も、残せますか?

検査をして、手術や再生療法で残せる可能性があるかを確かめます。残すのが難しい場合も、その理由をご説明します。

マウスピース型矯正装置(インビザライン・アソアライナー)について

当院では、マウスピース型カスタムメイド矯正装置(製品名:インビザライン、インビザライン・ファースト、アソアライナー)による矯正治療を行っています。これらの装置は、医薬品医療機器等法(薬機法)の承認を受けていない医療機器です。

未承認医療機器であること
材料は厚生労働省の認可を得たものですが、完成した装置は薬機法の対象外のため、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
入手経路
インビザラインは米国のアライン・テクノロジー社の製品で、当院はインビザライン・ジャパン株式会社を通じて入手しています。アソアライナーは日本の株式会社アソインターナショナルの製品で、同社を通じて入手しています。
国内の承認医療機器の有無
ほかにもマウスピース型の矯正装置はあり、その中には日本で承認を受けている装置もあります。
諸外国での安全性などの情報
インビザラインは1998年に米国食品医薬品局(FDA)の承認を受けています。これまでにインビザライン固有の重い副作用の報告はありません。アソアライナーは日本での矯正治療に使われており、これまでにアソアライナー固有の重い副作用の報告はありません。

初診カウンセリング

「先生にお任せします」ではなく、
「先生と一緒に決めました」と言って帰っていただくために。

初回は治療をせず、あなたのお話を伺い、
検査の結果を一緒に見ながらご説明します。

  • 完全予約制・初回は検査とご説明(治療は2回目以降)
  • 所要時間は約45〜60分
  • 費用は3割負担で3,000〜5,000円程度
受付で親子に問診票を説明するスタッフ
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