
「痛かった」
「こわかった」を、
残さないために
「痛かった」「こわかった」という記憶は、お子さんの心に歯医者さんへの苦手意識を残します。
あい歯科では、虫歯があっても、いきなり削ったり、体を押さえて治療したりはしません。治療を受ける練習(トレーニング)から始めて、お子さん本人が納得してから治療に入ります。
はじめにお知らせ
お子さんの虫歯治療は、小学1年生〜6年生のお子さんを対象にしています。未就学のお子さんの虫歯治療は、現在、新しい受付をしておりません。
未就学のお子さんは、虫歯にならないための予防(フッ素・クリーニング・仕上げみがきの練習)で通っていただけます。また、予防メンテナンスと矯正で通われているお子さんで大変混み合っているため、治療のあとの予防の通院まで一緒に続けていただける方に限って、はじめての虫歯治療をお受けしています。ご了承ください。
治療の前に、
「練習」をします

あい歯科には、オリジナルの「キッズむし歯トレーニングプログラム」があります。虫歯の治療の前に、治療を受ける練習をするプログラムで、スタンプラリーのようになっています。
「いすに座れる」「器具を見てみる」など10の項目があり、最後は歯を削る器械(タービン)と、お水を吸う器械(バキューム)の練習をします。10個クリアできたら、治療を始めます。
練習の項目をひとつ通るたびに、スタッフと「よくがんばったね!」「すごい!」と声をかけ合い、お子さんが笑顔になれる関わりを大切にしています。
最初は泣いてしまい、診療台に乗れないお子さんも珍しくありません。そんなお子さんも、練習を重ねるうちに変わっていき、治療を受けられるようになります。お子さんが納得できるまで練習を続け、無理に先へ進めることはありません。
歯医者さんが苦手なお子さんは、練習を通るまでに3回以上の通院が必要になることがあります。
あい歯科の、
お子さんの虫歯治療

押さえつけない
お子さんをネットに入れて体を押さえる治療(抑制治療)は、体を押さえても口は動いてしまうため、精密な治療ができず、お口の中を傷つけるおそれもあります。当院ではおこなっていません。

「今すぐ」と「今でなくてよい」を分ける
「虫歯は全部治してほしい」というお声もありますが、歯並びや成長を考えて、今治療すべき歯と、今でなくてもよい歯を分けて計画を立てます。

成長を待つこともあります
まだ小さく、お話が難しいときや、練習を通れないときは、虫歯の進行止めやフッ素を使って、成長を待つことがあります。

「なぜ虫歯になったか」まで
「乳歯だから削って詰めるだけ」では、あとから生える永久歯も虫歯になりやすくなります。食生活や生活習慣も伺い、永久歯を虫歯にしないための予防までサポートします。
なるべく痛くない・
こわくない工夫

塗る麻酔から
注射の前に、塗るタイプの麻酔で歯ぐきの表面をしびれさせます。チクッとする前に、痛くない麻酔をかけておきます。

細い針で、ゆっくり
細い針を使い、拡大鏡(約8倍)で歯ぐきの状態を見ながら注射します。麻酔液は時間をかけて少しずつ入れます。

削るのは、最小限に
やむを得ず削るときは、必ず拡大鏡を使います。虫歯の部分だけを染める薬(う蝕検知液)で確かめ、健康なところまで削らないようにします。

診療台にはモニターがついていて、アニメなどを見ながら治療を受けられます。がんばったお子さんには、クレーンゲームやガチャガチャのごほうびがあります。
「がんばってよかった」と感じてもらうことが、次の通院につながると考えています。歯医者さんに慣れる前も、慣れたあとも、お子さんとのお話を大切にしています。
治療までの流れ
- 初日 カウンセリング・検査問診票をもとにお悩みやご希望を伺い、お口の中を診て写真を撮ります。治療の計画と、練習(トレーニングプログラム)についてご説明します。痛みがある場合や詰め物が取れている場合は、応急処置をします。
- 2回目 練習のスタートトレーニングプログラムを始めます。あわせて、虫歯のなりやすさを調べる「むし歯リスク評価」も始めます。
- 3回目 練習の続き項目を通るたびに、スタッフと一緒に喜びます。10個クリアできたら、お子さんの「やってみる」を確かめて、次回から治療に入ります。
- 4回目以降 治療と予防治療をします。そのあとは、むし歯リスク評価の結果をもとに、永久歯を虫歯にしないための定期的な予防へ進みます。
練習の前に治療を希望される場合や、急いで治療が必要な場合、押さえての治療が望ましいと判断した場合は、東京歯科大学千葉歯科医療センターをご紹介します。
お子さんの虫歯治療の種類

白い詰め物(コンポジットレジン)
歯を削った部分に、歯の色に近い白いプラスチックの材料を直接盛り、光で固めます。目立ちにくく、金属を使わないので金属アレルギーの方にも使えます。

根の治療
虫歯が深く、歯の中の神経が炎症や感染を起こしたときにおこないます。感染した神経を取り除き、根の中を洗って消毒し、薬を詰めます。

神経を残す治療(歯髄保存治療)
歯の神経を、できるだけ残して働きを保つための治療です。神経を全部取らずに、生きた組織として残すことを目指します。
担当する歯科医師
院長遠山 大輔
東北大学歯学部卒。日本小児矯正研究会・日本接着歯学会 会員。子どもの矯正と、歯をなるべく削らないダイレクトボンディングが得意で、生まれつき小さい歯や歯がないところを整えながらの矯正も担当します。ダイレクトボンディングは、田代浩史 臨床教授(東京科学大学・徳島大学)が主宰し、田上順次 名誉教授(東京科学大学)も講師を務める「DRC浜松」のアドバンスコースを修了しています。
院長プロフィール虫歯の治療の主なリスク
- 麻酔の主なリスク・副作用
- 麻酔が切れるまで数時間、唇や舌の感覚がにぶくなります。お子さんは、しびれている唇やほおをかんでしまうことがあるので、麻酔が切れるまで食事は控え、様子を見てあげてください。まれに気分が悪くなることがあります。
- 虫歯の治療の主なリスク・副作用
- 治療のあと、しばらく歯がしみることがあります。虫歯が神経の近くまで進んでいた場合は、あとから痛みが出て、根の治療が必要になることがあります。詰め物は、歯みがきが足りないと、すき間から再び虫歯になることがあります。
- トレーニングプログラムについて
- 通る回数はお子さんの性格やご家庭の協力によって大きく変わります。仕上げみがき・甘いものの取り方・フッ素の使い方など、医院からのお願いを続けるのが難しい場合は、プログラムを通れないことがあります。
お子さんの虫歯治療について、
よくあるご質問
歯医者に行くとき、子どもにどう声をかけたらいいですか?
「痛くないよ」「こわくないよ」は、お子さんが痛い・こわいと感じたときに嘘になってしまいます。「歯医者さんに行くよ。やさしい先生が待ってるよ」など、前向きな声かけをお願いします。「ママ(パパ)は歯医者さん大好き!楽しみだな」という声かけがあると、さらに心強いです。
子どもが歯の治療をこわがっています。
トレーニングプログラムでは、まず歯科医院の雰囲気に慣れるところから始めます。お子さんが納得できるまで練習を続け、無理に先へ進めることはありません。お子さんから「やってみる」をもらってから、治療に入ります。
治療のときは、どんな服装がよいですか?
治療中、お子さんは体が熱くなりやすいので、少し涼しいくらいの服装で、首元とおなか周りがゆるめの服がおすすめです。帽子や上着は脱いで受けていただけるよう、ご協力をお願いします。
受診するのは、何時ごろがよいですか?
お昼ごはんのあとは疲れて眠くなり、上手にできないことがあります。元気で機嫌のよい午前中がおすすめです。
受診の前に、食事は済ませたほうがいいですか?
おなかがすくと機嫌が悪くなることがあるので、軽めの食事を済ませておくのが理想です。ただ、食べてすぐだと、えずいてしまい治療のさまたげになることがあります。麻酔をする予定のときは、治療のあと食事がしにくくなるので、ご予約のときにご相談ください。
練習に何回も通えません。痛みもあるので、早く治してほしいです。
練習のあいだも、虫歯がある歯には進行を抑える処置をし、必要に応じてほかの歯の予防もおこないます。急いで治したい場合や、練習を通れない場合は、押さえての治療や全身麻酔で治療できる東京歯科大学千葉歯科医療センターをご紹介します。
未就学の子どもの虫歯を診てもらえますか?
未就学のお子さんの虫歯治療は、現在、新しい受付をしておりません。虫歯にならないための予防(フッ素・クリーニング・仕上げみがきの練習)で通っていただけます。















