
金属を使わない、
白い詰め物・かぶせ物
セラミック治療とは、詰め物やかぶせ物の材料に「セラミック(陶材)」を使い、自然な白い歯に整える治療です。白く透明感のあるセラミックや、強くて丈夫なジルコニアを使います。金属を使わないメタルフリーの治療なので、金属アレルギーが心配な方にも向いています。
「前歯をもっと自然できれいにしたい」「銀歯を白くしたい」など、ご希望に合わせて材料を選べます。※保険がきかない自費の治療です。
こんな方に向いています
- 銀歯が気になる
- 詰め物の変色
- 金属アレルギー
- 虫歯をくり返す
- 前歯が変色した
- 歯の形・大きさ
セラミック治療の症例
治療前治療後
けがのあと、色が変わった前歯20代男性/セラミックのかぶせ物
スポーツでのけがのあと、根の治療をした前歯の色が変わってしまい、ずっと気になっていたというご相談でした。色が変わった歯をセラミックのかぶせ物に置きかえ、まわりの歯になじむ色と形に整えました。
- 治療内容
- 前歯のセラミッククラウン 1本(自由診療)
- 治療期間
- 2か月(通院6回)
- 費用
- 110,000〜132,000円(税込)
今の料金で同じ治療を受けた場合の目安です - 主なリスク
- かむ力や歯ぎしりが強いと、割れたり欠けたりすることがある/土台の歯を削る必要がある/歯の状態により、神経の治療が必要になることがある/治療中に出血することがある
- 担当医
- 院長 遠山 大輔
仕上がりや持ちには個人差があります。長く良い状態を保つには、定期的な検診とクリーニングが必要です。
白さと透明感が、
長く続きます

「お口に入っている詰め物やかぶせ物の色が変わってしまった…」そんな経験はありませんか?
保険のプラスチックの詰め物や白いかぶせ物は、時間がたつと飲食物で色がつきやすいのが難点です。また、食事や歯ぎしりですり減ることも少なくありません。詰め物やかぶせ物がすり減って高さが変わると、かみ合わせにも影響が出ます。
その点、セラミックはプラスチックにくらべて、すり減りがほとんどありません。白さや透明感が長く続き、長く使っても見た目が変わりにくいのが特長です。

天然の歯のような見た目
天然の歯と同じような光沢と透明感があり、歯の色のグラデーションも表現できます。陶器のお皿が年月で黄ばまないのと同じで、色が変わりにくい材料です。

汚れがつきにくい
表面がとてもなめらかで、汚れがつきにくく、ついても落としやすいのが特長です。歯とのすき間ができにくいので、境目から虫歯がまたできにくくなります。

金属アレルギーの心配がない
金属を使っていないので、金属アレルギーの心配がありません。
気になる1本を、
形・大きさ・色から整えます

「前歯が1本だけ気になる」――そんなとき、セラミックなら、気になる1本を、思い描く形・大きさ・色に整えることができます。
生まれつき小さい前歯(矮小歯)や、神経を取ったせいで色が変わってしまった歯は、ふつうのホワイトニングでは、なかなか希望の白さになりません。セラミックなら、まわりの歯と自然になじむ色にできます。
奥歯も、歯の溝にあえて色をつけて天然の歯のような見た目にし、まわりの歯と違和感のない仕上がりに整えます。結婚式など、大切な予定に向けてきれいにしたい方もご相談ください。
あい歯科は「なるべく削らない」を大切にしています。小さい歯や欠けた歯は、ほとんど削らずに樹脂を盛り足すダイレクトボンディングで、歯並びは矯正で整えられることもあります。セラミックがいちばん合うかどうかも含めて、一緒に考えます。
銀歯のようなやり直しを
減らし、歯を長持ちさせる

セラミックで作った詰め物やかぶせ物は、汚れがつきにくく、虫歯や歯周病になりにくいのが特長です。金属より精密に作れるので、歯とのあいだにすき間ができにくく、すき間から汚れが入って虫歯がまたできる心配が少ないのです。
一度治療した歯が、また虫歯になると、進みが早く重くなりやすいもの。保険の詰め物やかぶせ物では、その内側で虫歯がまたでき、やり直しが必要になることが少なくありません。やり直すときは、虫歯の部分だけでなく、健康な歯も多少削らなければなりません。やり直すたびに、健康な歯は減っていきます。
セラミックは、保険の詰め物やかぶせ物にくらべて丈夫で、長い目で見ると歯への負担を減らせる治療です。
あい歯科の、
セラミック治療のこだわり
白い詰め物やかぶせ物で口もとをきれいにするには、歯のきれいさだけでなく、歯と歯ぐき、歯と唇のバランス、お顔全体と口もとの調和を考えることが大切です。「口もとをきれいに見せるための基準」に沿いながら、あなたの「こうしたい」を丁寧に伺って、仕上がりのイメージをすり合わせます。

お顔全体とのバランス
歯の形はもちろん、笑ったときの歯の並び(スマイルライン)など、口もとをきれいに見せるための基準にそって治療します。「歯と唇のバランスはきれいか」「お顔全体と調和しているか」を確かめます。

治療の前のカウンセリング
ご希望の白さを伺い、あなたに合う色合いをアドバイスしながら、治療の方向を確かめます。お話の中から「ご本人がどうしたいのか」を明らかにすることを大切にしています。

ていねいな形成と、精密な型取り
土台の歯の形を整える「形成」は、拡大鏡(ルーペ)を使ってていねいに。型取りには、変形が少ないシリコンの材料と、歯と歯ぐきの境目を分ける細い糸を使い、ぴったり合うかぶせ物を目指します。

ワックスアップ模型で、イメージを共有
治療が終わったあとの形を、ろうで作った模型(ワックスアップ)でご確認いただきます。最初からゴールを共有できるので、「思っていたのと違う」を防ぎます。

仮歯で、しばらく過ごしてみる
前歯の治療では、本番の前に仮歯を入れて、しばらく生活していただきます。かみ心地や、形がお顔になじんでいるかを確かめて調整し、それをもとに本番のかぶせ物を作ります。

長く付き合いのある技工所
かぶせ物は、歯科技工士が技工所で作ります。開院前から長く付き合いのある、セラミックなど自費の詰め物・かぶせ物を専門に扱う技工所に依頼しています。色は、歯の色を測る機械(Shade Eye)でお伝えします。

負担の少ない型取り
型取りといえば、粘土のような材料をお口に入れて、固まるまで待つのが一般的でした。当院では、口腔内スキャナー(iTero)を使った型取りにも対応しています。小さなカメラでお口の中を読み取るだけで、型取りが終わります。
読み取りにかかる時間は、3〜5分ほどです。ただし、詰め物やかぶせ物の種類によっては、シリコンの材料で型を取ることもあります。えずきやすい方は、前もってご相談ください。
材料の種類と費用

オールセラミック
金属やプラスチックを使わず、セラミックだけで作ります。天然の歯のような見た目で、色が変わりにくく、汚れがつきにくいのが特長です。前歯など、見た目を大切にしたい場所に向いています。

ジルコニア
とても強く丈夫なジルコニアを使います。内側にジルコニア、外側にセラミックを焼きつけたものもあります。奥歯など、強い力がかかる場所や、ブリッジにも向いています。
| 項目 | 費用 | 備考 |
|---|---|---|
| セラミックインレー(詰め物) | 1本 88,000〜110,000円 | ダイレクトボンディングでは対応しにくい範囲の詰め物 |
| セラミッククラウン(かぶせ物) | 1本 110,000〜132,000円 | 神経を取った歯・大きく欠けた歯など |
| ジルコニアクラウン(かぶせ物) | 1本 110,000〜132,000円 | 奥歯など強い力がかかる場所 |
| セラミック・ジルコニアのブリッジ | 1本分 110,000〜132,000円 | 3本つながりのブリッジで 330,000〜396,000円 |
| 精密シリコン印象 | 11,000円 | シリコンの材料で型を取る場合 |
| 自費の診察料 | 5,500円 | 自費の詰め物・かぶせ物を作るときの診察・調整 |
| 仮歯 | 1本 5,500円 | 仮歯を作る場合 |
金額はすべて税込です。治療の期間・回数の目安は1〜4週間、2〜5回です(歯の状態によって変わります)。かむ働きを取り戻すための治療は、医療費控除の対象になることがあります。
- セラミック・ジルコニアの主なリスク・副作用
- 保険がきかない自費の治療です。土台になるご自身の歯を削る必要があります(削る量は材質や歯の状態によります)。歯の状態によっては、神経の治療が必要になることがあります。治療のときに出血することがあります。強い力がかかったときや、かみ合わせ・歯ぎしりが強い方は、割れたり欠けたりすることがあります。お口のお手入れが足りないと、境目から虫歯や歯周病になることがあります。
きれいに仕上げるための
6つの手順
01唇と歯の関係を確かめる
笑ったときに、下唇のカーブと歯並びのカーブがそろうことを目標にします。
02前歯の幅の比率を確かめる
真ん中の前歯・2番目の前歯・犬歯の幅が、きれいに見える比率に近づくことを目標にします。
03ワックスアップを作る
仕上がりの形を具体的にして、あなたが思い描く「きれい」とのずれがないかを確かめます。
04仮歯で整える
仮歯で、歯の色と形の最後の調整をします。ここで、あなたの好みを反映させて細かく整えます。
05精密な型取り
変形の少ないシリコンの材料、または口腔内スキャナーで、精密に型を取ります。
06試し合わせて、接着する
できあがったかぶせ物を試し合わせ、合い具合と色を確かめます。接着剤の色も選んで、かぶせ物がいちばんきれいに見えるように付けます。
前歯の治療など、見た目を特に大切にする場合の手順です。奥歯の詰め物など、手順の一部を省くこともあります。
治療の流れ
- 検査器具やレントゲンで、歯やあごの骨の状態を調べます。
- 治療計画のご説明お口がどんな状態なのかをご説明し、材料ごとの長所と短所・費用をお伝えして、治療の計画をご案内します。
- 歯の形を整える詰め物やかぶせ物の土台になる歯を、拡大鏡を使って削り、形を整えます。
- 型取り・仮歯シリコンの材料か口腔内スキャナーで型を取ります。必要に応じて仮歯を入れます。
- 詰め物・かぶせ物を付ける合い具合と色を確かめて、接着します。
- メンテナンス詰め物やかぶせ物を長持ちさせるために、定期検診と歯のクリーニングをおすすめします。
担当する歯科医師
院長遠山 大輔
東北大学歯学部卒。日本小児矯正研究会・日本接着歯学会 会員。子どもの矯正と、歯をなるべく削らないダイレクトボンディングが得意で、生まれつき小さい歯や歯がないところを整えながらの矯正も担当します。ダイレクトボンディングは、田代浩史 臨床教授(東京科学大学・徳島大学)が主宰し、田上順次 名誉教授(東京科学大学)も講師を務める「DRC浜松」のアドバンスコースを修了しています。
院長プロフィールセラミック治療について、
よくあるご質問
セラミック治療は、どんな場合に向いていますか?
金属アレルギーがある方や、アレルギーが心配な方、見た目の理由で金属を使いたくない方に向いています。銀歯を白くしたい方、詰め物やかぶせ物の色が変わってきた方、神経を取って色が変わった前歯が気になる方もご相談ください。
セラミック治療は、すべての歯にできますか?
保険で白い詰め物やかぶせ物にできるのは、限られた歯だけです。自費のセラミックやジルコニアは、すべての歯にお使いいただけます。
セラミックにすれば、虫歯や歯周病がまたできるのを防げますか?
セラミックやジルコニアは汚れがつきにくく、お口の中を清潔に保ちやすいので、虫歯や歯周病がまたできにくいと言われています。ただし、毎日のお手入れと、定期的なメンテナンスをしっかり続けることが大切です。お手入れが足りないと、虫歯や歯周病の原因になります。
ダイレクトボンディングと、どちらがいいですか?
場所と範囲によります。小〜中くらいの範囲なら、歯をほとんど削らないダイレクトボンディング、大きな範囲や強い力がかかる場所ならセラミック、というのが目安です。あなたの歯の状態を見てご提案します。
セラミックは割れませんか?
セラミックはかたく丈夫な材料ですが、強い力が1か所にかかると、欠けたり割れたりすることがあります。歯ぎしり・食いしばりのある方には、寝るときのマウスピースをおすすめすることがあります。
医療費控除の対象になりますか?
かむ働きを取り戻すための治療は、医療費控除の対象になることがあります(見た目をよくすることだけが目的の治療は、対象にならないことがあります)。くわしくは、削らない治療の費用一覧のページをご覧ください。





















