こんにちは。千葉県印旛郡酒々井町「京成酒々井駅」より徒歩4分にある歯医者「あい歯科 矯正・こども歯科」です。乳歯が生えてきたり、永久歯に生え替わる時期は、歯並びに関する悩みが多い時期です。学校歯科検診でも指摘される「叢生（そうせい）」は、多くの保護者の方が気になるポイントのひとつです。
今日は、お子さん（小学生）の歯並びの中でもよく相談される「叢生（そうせい）」について、原因や影響、治療方法、そして保護者の方ができることについて詳しくお伝えします。専門用語はあまり使わず、わかりやすく解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
叢生（そうせい）とは？
叢生とは、歯が正しい位置にきちんと並ばず、ガタガタに重なり合って発生してしまう状態を言います。歯が「きちんと並ぶためのスペースが足りない」というのが主な原因です。
一般的には「乱ぐい歯」とも呼ばれますが、特に小学校低学年頃の叢生は、見た目だけでなく、顎の成長や永久歯の生え変わりのタイミングにも大きく影響するため、早めの対応が重要です。
叢生が起こる原因
1.顎の大きさと歯の大きさのアンバランス
大きい歯に対して顎が小さい場合、歯が並ぶためのスペースが不足してしまいます。現代では、柔らかい食べ物が増えたことや、噛む力が弱くなる生活習慣により、顎の成長が十分ない子どもが増えていると言われています。
2.乳歯の早期喪失（早く抜けてしまうこと）
乳歯は「永久歯が生えそろうためのガイド」の役割を果たしています。しかし、虫歯やケガで乳歯が早く抜けてしまうと、永久歯が正しい位置に生えるスペースが確保できなくなり、叢生（そうせい）が起こります。
3.舌や口の癖（習癖）
指しゃぶりや舌で歯を押し出したりする癖、口呼吸などは、顎や歯の発育に悪影響を与える可能性があります。
4.遺伝的要因
親御さんや親族に叢生が見られる場合、遺伝的な骨格の影響で子どもにも同じような問題が起きやすいです。
叢生を放置するとどうなるの？
1.虫歯や歯周病のリスクが高まる
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