あい歯科 矯正・こども歯科には、オリジナルの「キッズむし歯トレーニングプログラム」があります。これはむし歯治療の前に、治療を受ける練習をするためのプログラムで、スタンプラリー方式になっているのが特徴です。
「椅子に座れる」「器具を確認する」など計10個の項目があり、最後は「タービンの練習」と「バキュームの練習」を行います。そして10個クリアできたら治療をスタート。複数のプロセスを経て、お子さん自身が納得されてから治療を開始するのが当院の方針です。
お子さんのご納得が得られない場合には 繰り返し通院いただき、治療を受け入れられるようトレーニングを続けます。最初は泣いてしまい、診療台に乗ることができない子も決して珍しくありません。そんなお子さんもトレーニングを重ねるうちに変化と成長が見られ、治療を受けられるようになります。
治療が初めてのお子さんや歯医者に慣れていないお子さんが、なるべくストレスがない状態でスムーズに治療と向き合う。そんな通院をサポートするのが「キッズむし歯トレーニングプログラム」であり、お子さんの気持ちに寄り添ったトレーニングを実施しています。
むし歯になったお子さんの親御さんは、「うちの子は泣かないでいられるかな?」など、さまざまな不安をお持ちかと思います。しかしそれ以上に、小さなお子さんは不安を抱えているはずです。だからこそ私たちは、むし歯があってもいきなり削ったり、抑えて治療したりはしません。お子さん本人の意思も尊重しつつ、上手に治療を受けられるよう、根気よくトレーニングを行っていきます。
お子さんが歯医者と治療に慣れるのを少しでも後押しするため、当院はほかにも数々の工夫を凝らしています。
診療台にはモニターがついており、お子さんはアニメなどを見ながら治療を受けることが可能です。また、歯医者さんへの通院を楽しいと思ってもらえるよう、治療を頑張ったお子さんにはクレーンゲームやガチャガチャなどをご褒美としてお渡しします!
こうしたきっかけを通して、お子さんが「頑張って良かった」と感じ、次回のスムーズな来院につながればと願っています。
加えて、歯医者に慣れる前も慣れた後も、私たちはお子さんときちんとコミュニケーションをとることを怠りません。この点も、親御さんが安心できるポイントになるでしょう。
おとなよりも痛みや恐怖に敏感な子どもが、おとなでも嫌がるような痛い治療を受け入れられないのは無理もないことです。痛みが怖くて歯医者さんに通えない。そんなお子さんを一人でも救いたいという考えのもと、当院ではなるべく痛みの少ない、または感じさせない治療を実施しています。
通常、治療の痛みは麻酔をかけて軽減しますが、そもそも麻酔注射を痛がる患者さんも実は少なくありません。そういった方にも配慮し、私たちは痛みを減らせる「注射の方法」を追求しています。
例えば、注射針が刺さる痛みを和らげるため、塗るタイプの表面麻酔を歯ぐきに施しています。痛みが発生する注射の前に、痛くない麻酔をかけておくのです。
ほかにも「注射針は細ければ細いほど刺さったときの痛みが小さくなる」という特徴を踏まえ、国内で入手可能な針の中で一番細いものを採用しています。そして麻酔注射の際は、約8倍に患部を拡大して視認できる歯科用ルーペ(拡大鏡)で歯ぐきの状態をしっかり確認。その上で、チクッとした痛みが発生しないよう処置を施すのがこだわりです。
さらに、体への刺激を弱めて痛みを感じにくくするために、麻酔液の注入も時間をかけて、少量ずつ行います。
残念ながら、一度削った歯は二度と再生しません。言い換えると、歯を長持ちさせるのであれば、なるべく削らないのが良策です。
ただし、やむを得ず歯を削る場合、当院では必ず拡大鏡を使用します。これは患部を拡大して見ることで処置の精度を高め、必要以上に歯を削らずに治療するためです。
また「う蝕検知液」も使用し、歯のどの部分を削れば良いかを判断しています。う蝕検知液とは、むし歯に侵された部分のみを識別できる薬剤です。どこがむし歯なのかをはっきりと把握できるため、削るべき箇所をピンポイントで処置できます。
歯科の治療技術はどんどん進歩していますが、それでも一番良い歯は「生まれ持った天然の歯」です。だからこそ、患者さん自身の歯を守るという意識のもと、できるだけ削らない治療に取り組んでいます。
むし歯を治すことはもちろん大切ですが、私たちはそこからもう一歩踏み込み「子どものむし歯ゼロ」をめざしています。予防歯科を通じ、むし歯ができないお口の環境づくりに力を入れているのも当院の小児歯科の特徴です。
幼少期のうちにむし歯になりにくいお口の環境に整えておくと、おとなになってもむし歯のリスクが低い状態を維持できます。大切なお子さんの将来を考えたとき、このメリットは非常に大きいと言えるでしょう。むし歯や歯周病で悩まないお口の環境を、ぜひ今から整えていきましょう。
むし歯予防のためにご提供している施術メニューを以下にご紹介します。
むし歯のリスクや原因は一人ひとり異なります。そこで患者さんのお口の状態により適したケア・アドバイスを行うために、私たちは唾液検査(だえきけんさ)を推奨しています。
この検査結果と普段の食事に関するアンケートをもとに、個別の予防プログラムを作成。お子さん一人ひとりに合わせたメインテナンスや食事指導を通して、むし歯にならないお口の環境づくりをサポートいたします。
歯を強化してむし歯を予防する効果がある「フッ素」という薬剤を歯の表面に塗布する処置です。
むし歯のリスクを低減するために、医療用のプラスチックで奥歯の溝を埋め、汚れが溜まる隙間をなくす方法です。
お子さんには歯みがき指導、親御さんには仕上げみがきの方法についてのアドバイスを実施しています。
食事やおやつのとり方のポイントをお教えします。
PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)と呼ばれるお口と歯のクリーニングです。日頃の歯みがきでは除去しきれない汚れも、予防歯科のプロである歯科衛生士がキレイに取り除きます。
むし歯の早期発見をめざし当院が行っているのは、お口の中を直接見る検査だけではありません。
被ばく量の少ないデジタルレントゲン写真で確認したり、ダイアグノデントという機器を活用したりもしています。ダイアグノデントはむし歯をレーザーで検知し、それを数値化して診断する装置です。治療すべき歯なのか、経過観察で問題ない歯なのかを判断する上での基準となります。
親御さんにとって、お子さんの歯並びにおかしいところはないか、今後問題になる箇所がないかなどは気になるところでしょう。
そこで当院の小児歯科では、定期検診の際に歯並びもチェックしています。矯正治療は始めるタイミングが重要です。より効果的な、ベストタイミングで適切な歯並びへ導けるよう私たちが全力でサポートいたします。
当院では「キッズクラブ」へのご加入をおすすめしています。キッズクラブの入会費は3,000円で、ご加入いただいた方には通常3,300円かかる唾液検査をサービスで実施。フッ素塗布の料金も、通常1,100円のところ、キッズクラブの会員のお子さんには年2回までを無料でご提供しています。
また、治療を頑張ったお子さんはガチャガチャやクレーンゲームを楽しめます。通院を通してお子さんのむし歯のリスクを知っていただきながら、一緒にむし歯ゼロをめざしましょう。
唾液中に含まれるむし歯や歯周病の原因菌の数や種類を調べる検査です。検査結果により、むし歯の原因とリスクがわかります。
唾液検査 | 3,300円 |
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※キッズクラブ会員は入会時に無料で実施
治療の期間・回数:1回
リスクや副作用:検査前は食事・喫煙・歯磨きを控えていただく必要があります。検査前は運動を控えていただく必要があります。検査中に咀嚼の刺激で出血する可能性があります。
家庭用のフッ素剤よりも約10~20倍の高濃度フッ素を医療従事者が歯に塗布します。歯の質を強化します。
フッ素塗布 | 1,100円 |
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※キッズクラブ会員は年に2回まで無料
治療の期間・回数:1~3か月に1度
リスクや副作用:フッ素の効果には個人差があります。一度に多量のフッ素を摂取する、または長期にわたり過量のフッ素を摂取することで中毒症状が現れる場合があります(歯科医院では適量を守っているので中毒症状が起こる可能性はほとんどありません)。
※金額は税込み表記です。
お口の中を拝見し、歯や歯ぐきの状態を確認します。痛みのある検査はありません。必要に応じてレントゲン撮影も行います。
お子さんのお口の中がどんな状態なのかをご説明し、治療計画をご案内します。
当院では、嫌がるお子さんを押さえつけてムリヤリ治療することはありません。そのため、お子さんご自身が納得して治療を受け入れられるようになるまでに数回の通院が必要な場合があります。
お子さんが治療に納得できたら、いよいよ治療を開始します。
むし歯ができないように、お子さんに歯みがきの練習をしていただいたり、保護者の方には食生活や日常ケアについてアドバイスをします。
お子さんの健康を守るために、定期検診や歯のクリーニングを受けることをおすすめします。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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午前 | ─ | ○ | ○ | ○ | ○ | ▲ | ─ |
午後 | ─ | ○ | ○ | ○ | ○ | ▲ | ─ |
午前:10:30~12:00
午後:12:00~18:00
▲:9:30~13:00/14:00~18:00
※急患の当日受付可能
休診日:日曜・月曜・祝日