
こんにちは。千葉県印旛郡酒々井町「京成酒々井駅」より徒歩4分、「JR酒々井駅」西口より徒歩10分にある歯医者「あい歯科 矯正・こども歯科」です。
マウスピース矯正は、透明な矯正装置を使用して歯並びを整える方法です。自然な見た目を保ちながら矯正治療を受けられることから、多くの人に選ばれています。
しかし、費用に不安を感じる方も少なくありません。
この記事では、マウスピース矯正にかかる費用の目安や、医療費控除について詳しく解説します。費用を少しでも抑える方法などもご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
マウスピース矯正にかかる費用

マウスピース矯正の費用は、治療範囲やクリニックによって異なります。以下に、マウスピース矯正の費用の目安を詳しく解説します。
部分矯正の場合
部分矯正は、前歯など特定の部位の歯並びを整える際に使用します。矯正範囲が限られているため、全体矯正に比べて費用が抑えられるのが特徴です。
通常、20万円から50万円程度が相場ですが、歯の状態や治療の難易度によって異なります。
全体矯正の場合
全体矯正は、上下の歯全体を対象とした治療です。80万円から120万円程度が相場で、使用するマウスピースのブランドや治療期間により変動します。
特に、長期間かけて歯を少しずつ移動させる場合は、装置の交換や調整が頻繁に必要になるなど、追加の費用が発生することもあります。
保険適用について
マウスピース矯正は通常、美容目的とされるため健康保険の適用外です。歯並びの改善が日常生活や全身の健康に直接影響を与えると判断されないケースが多いためです。自由診療になるので、一般的には費用が全額自己負担となります。
ただし、顎変形症や重度の咬合異常など機能的な問題があると診断され、外科的治療と併用する場合は保険適用の対象となることがあります。この場合、通常の矯正よりも費用が抑えられる可能性があります。
また、民間の医療保険などで、矯正治療に対する補償が得られるケースもあります。矯正にかかる費用の一部を補填できる可能性があるため、検討してみると良いでしょう。
マウスピース矯正の流れと費用の内訳

ここでは、マウスピース矯正の一般的な治療の流れと、それぞれの段階でかかる費用の内訳について解説します。各段階の費用を把握しておくことで、計画的に治療を進められます。
初回相談と診断
治療の最初には、カウンセリングと診断が行われます。歯並びの状態を確認して、矯正の必要性を診断します。
口腔内の検査、レントゲン撮影、歯型の採取などが行われ、治療計画が立てられます。診断費用は1万〜5万円程度が一般的ですが、クリニックによっては初回カウンセリングは無料のところもあります。
マウスピースの作成と初期費用
診断後、患者さま専用のオーダーメイドのマウスピースが作成されます。作成には高度な技術が必要で、40万〜80万円程度がかかります。
装置作成のほか、治療計画の立案費用や治療開始後の初回指導料も含まれることが多いです。
定期メンテナンスと調整費用
治療中は、2〜3ヶ月ごとに歯科医院を受診して、歯の動きや現在の歯並びの状態を確認します。メンテナンスや調整費用は1回あたり5,000〜1万円程度です。
矯正完了後のリテーナー費用
矯正が完了すると、歯が元の位置に戻らないようリテーナー(保定装置)を装着します。リテーナーの作成費用は1万〜3万円程度で、歯並びを長期的に維持するために使用します。
リテーナーの調整費用がかかることもあるため、長期的なメンテナンスも視野に入れておくと良いでしょう。
マウスピース矯正の費用を抑えるコツ

マウスピース矯正は審美的なメリットが多い一方で、費用が高額になりやすいためコストを抑えたいと考える方も多いでしょう。ここでは、マウスピース矯正の費用を抑えるためのポイントを紹介します。
部分矯正を選ぶ
全体矯正よりも部分矯正のほうが費用を抑えられる場合が多いです。前歯の矯正や軽度の不正咬合であれば、部分矯正を検討してもいいかもしれません。部分矯正の費用は20万〜50万円程度で、全体矯正と比べて費用負担を軽減できる可能性が高いです。
ただし、部分矯正では治療できないケースもあります。ご自身では前歯部分にしか問題がないと感じていても、全体的な矯正が必要になることもあるでしょう。
治療方法は、歯科医師とよく相談しながら決める必要があります。
複数のクリニックで見積もりを取る
治療費はクリニックによって異なるため、複数のクリニックでカウンセリングを受けて見積もりを取ることが大切です。多くのクリニックでは初回カウンセリングを無料で行っており、費用の比較や治療方針、サービス内容の確認が可能です。
自分に合ったクリニックを選ぶことで、費用対効果を高めることができます。
支払い方法を工夫する
一括払いが難しい場合には、分割払いやデンタルローンの利用が役立ちます。金利の負担が少ない分割プランを用意している歯科医院であれば、総費用を抑えられることもあります。
支払い方法を工夫すれば、毎月の負担を軽減しながら計画的に治療を進められるでしょう。
医療費控除を活用する
マウスピース矯正は、医療費控除の対象になる場合があります。確定申告で1年間の医療費が一定額を超えた場合、所得税の一部が還付される可能性があります。
治療費の領収書を保管し、申告でしっかり活用することが大切です。これにより、実質的な費用負担を軽減できます。
割引キャンペーンを利用する
クリニックによっては、期間限定の割引キャンペーンを実施していることがあります。新規患者さま向けの割引や、紹介制度による割引がある場合もあるため、キャンペーン情報を確認してみましょう。
タイミングを見て治療を開始することで、費用を抑えられる場合があります。
マウスピース矯正は医療費控除の対象になる?

マウスピース矯正が医療費控除の対象となるかは、治療の目的が美容か機能改善かによって変わります。噛み合わせの調整や噛む機能の改善を目的とした矯正であれば、医療費控除の対象になる可能性が高いです。
一方、見た目の改善のみを目的とした矯正は、医療費控除の対象外となります。
マウスピース矯正以外の治療法の費用

マウスピース矯正以外にも、歯列矯正の方法はいくつかあります。治療法ごとに特徴や費用が異なるので、ご自身の目的や予算に合った矯正方法を選択しましょう。
ここでは、代表的な治療法と費用について詳しく解説します。
ワイヤー矯正
ワイヤー矯正は、金属製のブラケットとワイヤーを用いるもっとも一般的な矯正方法です。歴史が長く適応症例が幅広く、軽度から重度の歯列不正まで対応できます。
ブラケットを歯に装着し、ブラケットに通したワイヤーの力を利用して歯を正しい位置に動かす治療法です。
費用は60万円から160万円程度が相場です。装置の装着位置や歯並びの状態、ブラケットやワイヤーの素材によって、費用は変動します。
外科矯正
外科矯正は、歯列だけでなく顎の骨格に問題がある場合に行われる治療です。顎の骨自体を手術によって調整し、噛み合わせや顎の形状を根本的に改善します。
費用は100万円から300万円程度になることが多いですが、条件を満たせば保険が適用される場合もあります。保険が適用されれば、40万円から60万円程度で治療を受けられるでしょう。
まとめ

マウスピース矯正の費用目安は、部分矯正で20万~50万円、全体矯正で80万~120万円程度です。多くの場合保険が適用されませんが、医療費控除を利用すれば費用の一部が還付される可能性があります。
また、歯列矯正は自費診療となるため、クリニックによって料金体系が異なります。そのため、複数のクリニックで見積もりを取ることから始めましょう。
また、分割払いやデンタルローンを利用したり、割引キャンペーンを活用したり、費用を抑える方法もあります。
マウスピース矯正を検討されている方は、千葉県印旛郡酒々井町「京成酒々井駅」より徒歩4分、「JR酒々井駅」西口より徒歩10分にある歯医者「あい歯科 矯正・こども歯科」にお気軽にご相談ください。
当院では、患者さまの「悩み」「想い」をしっかり聞いて、質の高い治療を提供しています。一般歯科、小児歯科、矯正歯科、口腔外科、予防歯科、審美歯科、インプラントなどさまざまな診療を行っています。
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