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インプラントの説明をする女性

こんにちは。千葉県印旛郡酒々井町「京成酒々井駅」より徒歩4分、「JR酒々井駅」西口より徒歩10分にある歯医者「あい歯科 矯正・こども歯科」です。

失った歯を補う治療法の1つであるインプラント治療には、様々なメリットがあります。多くの患者さまから選ばれている治療法ですが「インプラント治療を受けられないこともある?入れ歯やブリッジとどう違うの?」と疑問を持つ方もいるでしょう。

この記事では、インプラント治療の方法やメリット・デメリット、適応症例について解説します。治療中に起こる可能性があるトラブルなどもご紹介するので、ご自身に適切な治療法を見つけられるよう、ぜひ参考にしてください。

インプラント治療とは

インプラントの構造イメージ

インプラント治療とは、失った歯を補うために顎の骨に人工の歯根を埋め込み、その上に人工歯を装着する治療法です。インプラントは、インプラント体・アバットメント・人工歯の3つの部品で構成されています。

人工歯根であるインプラント体は、生体親和性の高いチタンなどの素材で作られ、ネジ状の形をしています。顎の骨に埋入したインプラント体が骨としっかり結合することで、天然歯のような安定感が得られます。

アバットメントは、インプラント体と人工歯をつなぐ部品です。インプラントの種類によっては、インプラント体と一体型のものもあります。

インプラントの上部に装着されるのが人工歯です。人工歯の素材には、一般的にセラミックやジルコニア、金属などが用いられます。

目立ちやすい前歯には審美性の高いセラミック、噛む力が強くかかる奥歯には強度のあるジルコニアや金属など、欠損した場所に合った素材を使うことができます。

インプラント治療の基本的な流れ

インプラント治療は、検査を行って口腔内の状態を詳細に調べることから始まります。レントゲンやCTスキャンを用いた画像診断をして、顎の骨の状態やインプラントを埋め込む位置を正確に把握します。

次に、インプラント体を顎の骨に埋め込む一次手術を行います。手術は局所麻酔下で行われ、1本あたり1時間程度かかるのが一般的です。一次手術後は、インプラント体が骨としっかり結合するまで数ヶ月待ちます。

治癒期間が終了し、骨とインプラント体がしっかり結合したのを確認できたら、アバットメントを装着する二次手術が行われます。その後、アバットメントの上に患者さまの歯の色や形に合わせて作製した人工歯を装着します。

治療後は、定期的に歯科医院を受診し、メンテナンスを受けなければいけません。定期的にメンテナンスを受けることでトラブルを防ぎ、良い状態でインプラントを長く使用できます。

インプラント治療と他の治療法の違い

歯を失った場合の治療法の選択肢として、インプラントの他にもブリッジや入れ歯があります。入れ歯は残存歯にクラスプと呼ばれるバネをかけて歯を補い、ブリッジは欠損歯の前後の歯を土台にして連結した被せ物を装着して歯を補う方法です。

インプラントは独立して機能します。そのため、周囲の歯に負担をかけたり部品が目立ったりすることがありません。

また、人工歯根を顎の骨に埋め込みしっかり固定するので、天然歯のような噛み心地を得られます。入れ歯の場合は取り外しが可能なので、食事や会話の際にずれたり外れたりすることもあるでしょう。

基本的には自費診療のみのインプラントと違い、ブリッジと入れ歯には保険と自費の両方があります。保険診療を選択すると費用を抑えられるため、費用面を重視したい方には良い選択肢と言えるでしょう。

インプラント治療のメリット

インプラントのメリットイメージ

インプラント治療のメリットは、以下のとおりです。

天然歯に近い見た目と機能を再現できる

高い審美性と機能性の両方が得られる点が、インプラントの大きなメリットです。インプラントの上部構造には、自然な色調や透明感を出せるセラミックなどを使用します。そのため、天然歯とほとんど見分けがつかない、自然な見た目を再現できます。

また、顎の骨にしっかりと固定されるため、天然歯と同じような噛み心地を得ることができます。硬い食べ物や粘り気のある食べ物も問題なく噛めるようになるため、食事を楽しめるでしょう。

他の歯に負担をかけない

ブリッジは、土台にするために隣の健康な歯を削らなければいけません。また、入れ歯は隣接する歯にバネをかけて装着するため、負担をかけます。

インプラントは他の歯を利用せずに歯を補うことができるため、隣接する歯に影響を与えません。健康な他の歯に負担をかけず、全体の口腔内の健康を維持できます。

顎骨の健康を維持できる

歯を失うと、顎の骨が徐々に減少していくことがあります。咀嚼による刺激が、顎の骨に伝わりにくくなるのが原因です。

インプラントは骨に直接人工歯根を埋め込むため、噛む刺激を骨に与えることができます。骨が減少するリスクを軽減でき、骨を維持することで顔の輪郭を保つ効果も期待できるでしょう。

長期的に使用できる

インプラントにかかる初期費用は高額ですが、適切なメンテナンスを続けていれば長期間使用できます。経年劣化しにくく長期的に綺麗な状態を維持できるため、修理や作り変えが必要となる他の治療法よりも、結果的にコストパフォーマンスが良いケースも少なくありません。

インプラント治療のデメリット

インプラントのデメリットイメージ

インプラント治療にはデメリットも存在します。

治療費が高額

インプラント治療は、基本的には保険適用外の自費診療のため全額自己負担です。1本あたりの費用相場は30万円から50万円と高額で、追加の手術が必要な場合や高品質な素材を選ぶ場合、さらに費用が増えることもあります。

外科手術が必要

手術時には局所麻酔が施されるため痛みはほとんど感じませんが、術後に腫れや出血、感染症のリスクがあります。また、全身疾患がある方の場合は様々なリスクが高まるため、慎重に判断しなければいけません。

心身ともに負担が大きい治療であることを、知っておきましょう。

治療期間が長い

インプラント治療では、骨と結合するのを待つ治癒期間を設ける必要があるため、治療期間が長くなります。全体の治療期間は数ヶ月から1年程度かかるのが一般的で、骨が足りない場合など追加の手術が必要となると、さらに治療期間は長くなるでしょう。

インプラント治療ができるケース・できないケース

インプラント治療ができるケース・できないケースを説明する女性

インプラント治療ができるかどうかは、口腔内や全身の健康状態によって異なります。

インプラント治療ができるケース

インプラント治療をするためには、まず顎の骨量が十分であるかどうかが重要です。

インプラント治療では、インプラント体を顎の骨に埋め込み固定します。顎の骨が健康で十分な量があるとインプラント体が骨と結合しやすく、治療後も安定して機能することができます。

また、インプラント治療には、外科手術が伴います。そのため、全身の健康状態が良好であることも大切です。

ただし、糖尿病や高血圧といった疾患を持っていても、主治医と相談のうえで安全に行えると判断された場合は、治療が可能となることもあります。

治療後にきちんとケアできるかどうかも、インプラント治療では重要なポイントです。適切なケアを行わなかった場合、歯周病と同じような症状が出るインプラント周囲炎になり、最悪の場合インプラントが脱落する可能性もあります。

インプラント治療を受ける場合は、ご自身で口腔内の衛生状態を良好に保てることが求められるのです。

インプラント治療ができないケース

口腔内や全身の健康状態によっては、インプラント治療ができないこともあります。例えば、顎骨の量が不足している場合や骨が脆弱な場合には、インプラントを安定して埋め込むのが困難のため、治療できないとされています。

しかし、骨移植や骨再生療法などの骨を増やす処置をすれば、インプラント治療を受けられる可能性があります。

また、インプラント治療には外科手術が伴うため、健康状態が悪い場合も治療を受けられない可能性が高いです。心疾患や血液疾患があり、未治療または適切に管理されていないと、治療中に健康リスクが高まる可能性があるため、インプラント治療が難しいのです。

疾患がある方以外にも、妊娠中の患者さまは一般的にインプラント治療の対象外とされています。ホルモンバランスの変化により健康状態が不安定になることや、治療に伴うレントゲン撮影、薬の投与が胎児に影響を与えるリスクがあるためです。

そのため、妊娠中の方は出産後に治療を検討することが推奨されます。

他にも、喫煙は免疫力を低下させたり傷の治癒を妨げたりしてインプラントの成功率を下げるため、喫煙者は治療を断られる可能性があります。治療前に禁煙を検討することが望ましいでしょう。

インプラント治療時に起こる可能性のあるトラブル

インプラント治療時に起こる可能性のあるトラブルに注意するイメージ

インプラント治療時には、トラブルが発生する可能性があります。起こりうる主なトラブルは、以下の通りです。

感染症

インプラント治療において、感染症は最も注意すべきトラブルの一つです。手術をした部位に細菌が侵入すると、炎症を引き起こして歯茎が腫れたり痛みが生じたりすることがあります。軽度の感染症であれば抗生物質で治療が可能ですが、重度の場合はインプラントを一度除去する必要が生じることもあるでしょう。

感染症を予防するためには、手術後の適切なケアが重要です。日々の口腔ケアをしっかり行い、健康的な生活習慣を心がけてください。

感染症が発生した場合でも、早期に治療を受けることで重症化を防げます。

神経損傷

インプラント治療では、神経損傷を避けるために事前にCTスキャンなどの画像診断を用いて神経の位置を正確に把握し、リスクを最小限に抑えるよう努めています。

しかし、検査や術者の技術が不十分な場合、稀に神経が傷つけられることがあります。神経が損傷すると生じる症状は、痛みやしびれ、麻痺などです。

インプラント治療を受ける際には、実績や知識が豊富な歯科医院を選ぶことも重要と言えます。

骨結合不全

インプラント治療をした際に、稀に人工歯根と骨が結合しないことがあります。結合しない主な原因は、骨密度の低下や細菌感染、喫煙などです。

失敗を防ぐためには、適切な診断と計画、そして経験豊富な歯科医師による治療を受けることが重要です。また、患者さま自身も治療のケアや生活に注意しなければいけません。

まとめ

インプラントにした女性

インプラント治療は、失った歯を補い快適な生活を送るための有効な治療法です。多くのメリットがある治療方法ですが、デメリットやリスクも存在するため、それぞれを理解しておく必要があります。

治療を受ける前に歯科医師とよく相談し、ご自身の状況に合った治療法を選ぶことが大切です。また、術後のケアを徹底することで、インプラントを長期間にわたって維持できます。

インプラント治療を検討されている方は、千葉県印旛郡酒々井町「京成酒々井駅」より徒歩4分、「JR酒々井駅」西口より徒歩10分にある歯医者「あい歯科 矯正・こども歯科」にお気軽にご相談ください。

当院では、患者さまの「悩み」「想い」をしっかり聞いて、質の高い治療を提供しています。一般歯科、小児歯科、矯正歯科、口腔外科、予防歯科、審美歯科、インプラントなどさまざまな診療を行っています。

診療案内ページはこちらお問い合わせご予約も受け付けておりますので、ぜひご覧ください。

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