虫歯治療・銀歯を繰り返している方へ

「虫歯を治療して銀歯などの詰め物や被せ物をしたのに、再び虫歯になってしまった…」そのような経験をされた方は決して少なくありません。

実は一度虫歯治療をした歯は再発しやすい特徴があるのです。

特に歯と歯の間は清掃が行き届きにくく、虫歯が再発しやすい部位。普段の歯磨きでも特に気をつけたい場所です。

「何回でも治療を繰り返せばよい」と考えている方もいらっしゃるかもしれませんが、実は1本の歯につき平均5回までしか治療ができないと言われています。

その回数を超えてしまうと、残念ながら抜歯となってしまうケースが少なくありません。

「虫歯は治療すれば大丈夫」と思っていませんか？先述のとおり、歯は平均5回までしか治療ができないと言われています。以下は抜歯に至るまでの一般的な流れです。

なぜ虫歯を再発してしまうのか疑問に思う方も多いのではないでしょうか。実は虫歯の再発は、歯磨きの方法や食事の内容など、さまざまな要因が絡み合って起こります。

特に多くの患者さんが認識されていないのが、「銀歯の性質」も虫歯の再発に深く関係しているという点です。

銀歯は経年劣化によって歯との間に微細な隙間ができやすく、そこから細菌が侵入して虫歯が再発するケースが少なくありません。

銀歯はどれくらいの年数使い続けられるのでしょうか。

実は詰め物や被せ物の素材によって寿命は異なります。一般的に歯科用プラスチックの場合は約5年、部分的な小さい銀歯の場合は約6年、銀歯の被せ物の場合でも約8年です。

前述のとおり、銀歯はたわみや劣化によって少しずつ歯との間に隙間が生じてきます。そのため、見た目には問題ないように見えても、銀歯の内部で虫歯が進行していることも少なくありません。

完全に虫歯を防ぐ方法は残念ながらありませんが、新たな虫歯を作らないためのポイントが3つあります。

第一に、歯と歯の間の汚れを歯間ブラシやデンタルフロスで丁寧に清掃することです。この部分は通常の歯ブラシでは届きにくいため、虫歯になりやすい場所と言えます。

第二に、定期検診を欠かさず受けることです。虫歯チェックとクリーニングをこまめに受けると、小さな変化も早期に発見でき、早期治療につなげられます。

そして三つ目は、虫歯になりにくい素材で治療することです。

セラミックとは伊万里焼やノリタケなどの食器と同じ「陶磁器」です。多くの方は「セラミック治療」と聞くと審美的な白い歯の治療というイメージをお持ちかもしれません。

しかし実は「虫歯になりにくい」といった、もっと注目すべきメリットがあります。

酒々井・成田市の酒々井駅近くにある歯医者「あい歯科 矯正・こども歯科」では、セラミックを用いて自然な白い歯にする歯科の治療を提供しています。セラミックは金属アレルギーの心配がなく、虫歯の再発リスクも低減できる素材です。