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マウスピース矯正中の歯ぎしりの影響と改善する方法を伝える女性

こんにちは。千葉県印旛郡酒々井町「京成酒々井駅」より徒歩4分、「JR酒々井駅」西口より徒歩10分にある歯医者「あい歯科 矯正・こども歯科」です。

歯ぎしりをしている方は多いため「マウスピース矯正に影響がある?」「改善する方法は?」という不安を感じているかもしれません。歯ぎしりがあってもマウスピース矯正は可能なものの、さまざまなリスクもあります。

そのため、事前に歯ぎしりの原因や改善方法について知っておくとよいでしょう。

ここでは、歯ぎしりがマウスピース矯正に与える影響やリスク、マウスピースが破損した時の対処法、歯ぎしりの改善方法について解説します。

歯ぎしりとは

就寝中に歯ぎしりをする女性

歯ぎしりとは、歯を強くこすり合わせることです。上下の歯をグッと強く噛み合わせることは、食いしばりとも呼ばれます。これらの癖は無意識下で行うもので、どなたでも多少はしているといわれています。

しかし、通常であれば、上下の歯が噛み合う時間は1日20分にも満たないです。そのため、日常的に歯ぎしりを繰り返していると過度な負担が歯にかかり、虫歯や歯周病のリスクを高めることがあります。

重症化すると、歯ぎしりの力によって歯が割れるので注意が必要です。さらに、歯茎や顎への負担になることもあり、放置していると口内環境の悪化を招きます。

起床時に口がだるい、顎が痛いなどの症状がある場合は、一度歯科医院を受診してみましょう。

歯ぎしりの原因

ストレスを感じている人のイメージ

歯ぎしりは口内環境の影響だけでなく、生活習慣によって間接的に誘発されることが多いです。

ストレス

仕事や育児、人間関係などでストレスが溜まると歯ぎしりすることがあります。特に、ストレスフルな生活を続けている場合、寝ている間も心身ともに緊張状態にあることも少なくありません。

このような場合、体が無意識的にストレス解消を促そうと歯ぎしりをすることがあるのです。

眠りが浅い

歯ぎしりは、眠りの浅い時間帯に行うといわれています。そのため、疲れが溜まっていたり睡眠環境が悪かったりする方は、歯ぎしりをしているかもしれません。

また、鼻疾患により呼吸がしにくければ寝づらくなり、歯ぎしりが誘発されることもあります。

噛み合わせが悪い

噛み合わせの悪さも、歯ぎしりの原因の1つです。歯並び・噛み合わせが悪ければ、噛む力の負担が一部の歯にだけかかることがあります。

この状態が続くと、体が無意識的に噛み合わせの悪さを解消しようと、歯ぎしりをすることがあるのです。特に、マウスピース矯正中は一時的に歯並び・噛み合わせが悪くなることがあります。一時的なものなら問題ありませんが、矯正後も続くようなら噛み合わせの調整が必要です。

生活習慣や食生活

カフェインやアルコールは睡眠が浅くなるため、日常的に摂取すると歯ぎしりを誘発しやすくなります。また、タバコには覚醒作用があるため、緊張状態に陥りやすくなることも原因の1つです。

嗜む程度であれば問題ないことが多いですが、適度な摂取を心がけましょう。特に、就寝前は控えるのが理想です。

スポーツや仕事などの集中力のいる作業

就寝中だけでなく、集中力や瞬発力のいる場面でも歯ぎしりを行うことがあります。例えば、サッカーや野球などのスポーツ、パソコンやスマホを集中して触っている時などです。

また、車の運転や読書、楽器の演奏などでもみられることがあるでしょう。

歯ぎしりがマウスピース矯正に与える影響

歯ぎしりがマウスピース矯正に与える影響を考える女性

歯ぎしりがマウスピース矯正に与える影響は、以下の5つです。

マウスピースの変形・破損

マウスピース矯正で使用する装置は、食事や歯磨きの際に必ず取り外します。装置の目的は歯を動かすことであるため、過度な負荷がかかる想定で作られていません。そのため、歯ぎしりの負荷が装置に加わると、マウスピースの変形・破損を招くことがあります。

特に、普段の食事でかかる歯の負荷に比べると、歯ぎしりは通常の約3~5倍の負荷がかかるとされています。歯ぎしりの度合いによっては、マウスピースに穴があいて作り直しが必要になることがあります。

歯の移動を妨げる

マウスピース矯正では、歯にマウスピースの圧力がかかることにより、理想の位置まで歯を移動させます。

しかし、歯ぎしりの過大な負荷が歯にかかると、マウスピースによる矯正力を阻害し、歯の移動の遅れを招くことがあるのです。これにより、マウスピースの追加や作り直しが必要になることがあるでしょう。

噛み合わせの悪化

上下の歯を強く噛み合わせたり横方向に揺さぶったりすると、歯が予期せぬ方向に動くことがあります。特に、マウスピース矯正中の歯は過敏な状態であるため、外部からの影響を受けやすいです。

そのため、歯ぎしりの負荷により、歯並びや噛み合わせが悪化することがあるでしょう。

治療期間・費用への影響

歯ぎしりの影響でマウスピースの破損がみられると、マウスピースの作り直しが必要になります。また、歯の移動や噛み合わせにトラブルがみられた場合も同様です。

治療が滞ると、その分通院が必要になり、費用がかさむ場合があるでしょう。特に、マウスピースを作り直した場合、その間は治療が進められないため、1ヶ月ほど治療期間が延びるため注意が必要です。

後戻りのリスク

マウスピース矯正が終わった後の歯並びは、外部からの影響を受けやすい状態です。歯並びの固定には、ある程度の時間がかかるからです。

歯ぎしりをしない方に比べると、歯ぎしりをする方は歯や歯茎に負荷がかかるので、後戻りのリスクが高いといえます。そのため、治療が終わった後はリテーナーの装着だけでなく、歯ぎしりを改善・解消する対策をとることも欠かせません。

歯ぎしりをしてマウスピースが破損したときは

マウスピースが破損したため治療計画を見直すイメージ

歯ぎしりをしてマウスピースが破損した場合の対処法は、以下の2つです。

マウスピースの使用を中止

破損したマウスピースを使い続けると、予期していない方向に歯が移動するおそれがあります。そのため、マウスピースが欠けた、穴が空いた、変形したなどの異常がみられた場合、ただちに使用を中止してください。

割れたマウスピースを接着剤で止めるなども、絶対にやめましょう。

治療計画の見直し

基本的には、歯ぎしりの症状が軽度もしくは一時的なものであれば、マウスピース矯正の治療は可能です。マウスピースの破損があっても、作り直しすることで対応できます。

ただし、歯ぎしりで何度もマウスピースの破損が見られる場合、治療計画の見直しが必要です。歯ぎしりによって歯の移動がスムーズに行われていない場合は、マウスピースの追加が必要な可能性もあります。

また、歯ぎしりが重度の場合、他の矯正方法を検討することも1つの方法です。マウスピースは歯全体を覆うため、歯ぎしりの影響を受けやすいです。ワイヤー矯正では歯の側面にしか装置を付けないため、歯ぎしりの影響を受けにくいといえます。

そのため、お口の状態によっては、ワイヤー矯正を検討することもあるでしょう。

歯ぎしりを改善するためにできること

歯ぎしりを改善するために口周りのマッサージをする女性

歯ぎしりは口内環境の影響だけでなく、生活習慣によっても誘発されることがあります。そのため、歯ぎしりを改善するには、生活習慣や食生活を整え、歯ぎしりの原因を解消するのがよいでしょう。

マッサージで筋肉をゆるめる

歯ぎしりを行うとお口周りの筋肉の強張りを生み、歯ぎしりが慢性化することがあります。特に、上下の歯を噛みしめる際に使用する咬筋が緊張しやすいです。

お顔周りの筋肉をマッサージでゆるめることで、歯ぎしりを抑制できるでしょう。また、お顔の筋肉は首や肩、頭につながっているため、併せてマッサージするとより効果が高まります。

ストレスの緩和

現代人にとってストレスは身近にあるもので、ゼロにすることは難しいかもしれません。

しかし、ストレスフルな生活を続けていると、歯ぎしりだけでなく全身の健康にも悪影響を及ぼします。そのため、ストレスを失くすというよりは、発散して溜めないことを意識することが大切です。

休みの日は趣味を楽しむ、オンオフを切り替えるなど、ストレスの原因から離れて過ごしてみましょう。また、体をほぐすとストレスを発散できるため、運動を楽しんだりストレッチしたりすることもよい方法です。

睡眠環境を整える

深い睡眠が取れれば、ストレス発散につながり、歯ぎしりの改善にも効果的です。特に、枕が高すぎると、歯ぎしりを誘発しやすいといわれています。ご自身に合った枕やマットレスを見直してみましょう。

また、ストレスフルな状態で眠ると、体が強張って歯ぎしりが誘発されることがあります。心身のリラックスのため、就寝前の入浴やストレッチ、ラベンダーなどのアロマを使用すると、睡眠の質の向上に効果的です。

生活習慣の見直し

カフェインやアルコール、タバコなどの嗜好品は、睡眠の質の低下を招き、歯ぎしりが悪化することがあります。嗜む程度であれば、問題ありません。

しかし、歯ぎしりによりマウスピースを破損した経験がある場合は、控えるのがよいでしょう。

意識的に歯を離す意識を持つ

スポーツや仕事中などで日中に歯ぎしりをする方は、意識的に歯を離す意識を持つことも大切です。特に、パソコンやスマホなどで目線が下がると、頭が前に出ることで歯ぎしりが誘発される可能性があります。

パソコンスタンドを使用する、目線の高さでスマホを使用するなどすると、よい姿勢が保たれ、歯ぎしりを抑制できるでしょう。また、舌先を上の前歯の裏に置くと、自然と上下の歯の間に隙間が生じます。

慣れるまでは意識的に行うことが必要ですが、習慣化すれば自然と歯ぎしりを予防できるでしょう。

まとめ

歯ぎしりを改善しマウスピース矯正を続ける女性

マウスピース矯正中の歯ぎしりが重度であれば、マウスピースが破損したり歯の移動を妨げたりすることがあります。これにより、治療が長期化したり、費用が余分にかかったりすることもあるので注意が必要です。

マッサージや生活習慣の改善で歯ぎしりが改善されることもありますので、ぜひお試しください。

ただし、重度の歯ぎしりの場合は治療計画の見直しが必要になることがあります。歯ぎしりによりマウスピースが破損した場合は、ただちに使用を中止し、歯科医院を受診することが大切です。

マウスピース矯正を検討されている方は、千葉県印旛郡酒々井町「京成酒々井駅」より徒歩4分、「JR酒々井駅」西口より徒歩10分にある歯医者「あい歯科 矯正・こども歯科」にお気軽にご相談ください。

当院では、患者さまの「悩み」「想い」をしっかり聞いて、質の高い治療を提供しています。一般歯科、小児歯科、矯正歯科、口腔外科、予防歯科、審美歯科、インプラントなどさまざまな診療を行っています。

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