成田市、酒々井の歯医者・歯科医院で歯科治療を受けるなら

〒285-0905 千葉県印旛郡酒々井町上岩橋67-1

「京成酒々井駅」より徒歩約4分・駐車場22台完備

診療時間
10:30~12:00
13:00~18:00

▲:9:30~13:00/14:00~18:00(休診日:日曜・月曜・祝日)

*当院は木曜も診療しています。(初診最終受付:17時)

ご予約・お問合せはこちらへ

043-496-0007
歯並びの悪い子ども

こんにちは。千葉県印旛郡酒々井町「京成酒々井駅」より徒歩4分、「JR酒々井駅」西口より徒歩10分にある歯医者「あい歯科 矯正・こども歯科」です。

子どもの歯並びについて気になっている保護者の方は多いのではないでしょうか。歯並びが悪いと、見た目がコンプレックスになるだけでなく、発音や心の発達にも影響を及ぼす可能性があります。

今回は、子どもの歯並びが悪くなる原因や、それによって生じる影響、予防方法、そして矯正治療を始めるタイミングまで、幅広く解説します。お子さまの歯並びが気になるという保護者の方は、ぜひ参考にしてください。

子どもの歯並びが悪くなる主な原因

歯並びが悪くなる原因となる指しゃぶりをする子ども

はじめに、子どもの歯並びが悪くなる主な原因について詳しく見ていきましょう。

遺伝

歯並びの悪さは、遺伝的な影響を受けることがあります。たとえば、顎の大きさや形、歯の大きさなどは親から子へと引き継がれやすく、両親のどちらか、あるいは両方が歯並びに問題を抱えていた場合、子どもにも同じような傾向が現れることがあります。

たとえば、顎が小さく歯が大きい場合、歯が生えるスペースが足りずに重なり合う叢生(そうせい)が起こりやすくなります。

口周りの癖

子どもの歯並びが悪くなる原因のなかでも特に注意したいのが、口周りの癖です。指しゃぶり、舌で歯を押す癖(舌癖)、口呼吸、唇を噛む癖などが代表的なものとして挙げられます。

これらの癖は、成長期の柔らかい骨や歯に持続的な力を加えることで、歯並びや顎の発育に影響を及ぼします。

たとえば、指しゃぶりを長期間続けていると、前歯が前方に押し出されて出っ歯になったり、上下の歯が噛み合わない開咬になったりすることがあります。また、舌で前歯を押す癖が習慣化していると、歯が前に倒れたり、歯列に隙間が生じたりすることがあります。

口呼吸もまた、唇の筋肉がうまく機能せず、口をぽかんと開けた状態が続くことで、顔貌や顎の発達に悪影響を与えることがあります。

食生活の変化による顎の発育不足

現代の子どもは、柔らかい食べ物を食べる機会が増えています。ハンバーグやパン、うどん、加工食品など、あまり噛まずに食べられるものが主流になった結果、顎の発達が不十分になりやすくなっているのです。

顎が十分に発育しないと、歯が生えるためのスペースが不足して、歯並びが乱れることがあります。

乳歯の早期喪失

乳歯を早期に失うと、永久歯が正しい位置に生えるためのガイドがなくなり、歯並びに悪影響を及ぼすことがあります。乳歯は一時的な歯ではありますが、将来的に生えてくる永久歯の位置を決める重要な役割を果たしています。

例えば、乳歯が虫歯や外傷で抜けた場合、周囲の歯がその隙間に移動して、永久歯が生えるスペースがなくなることがあります。その結果、永久歯が斜めに生えたり、別の場所に生えたりすることがあるのです。

子どもの歯並びが悪いとどんな影響がある?

悪い歯並びが原因で虫歯になった子ども

歯並びが乱れていることは、単なる見た目の問題にとどまりません。お口の健康や日常生活、さらには心の健康にも深く関わってきます。以下では、子どもの歯並びが悪いことで生じる主な影響について解説します。

見た目に影響する

歯並びの乱れは、笑ったときや話をするときに目立ちやすく、見た目の印象に大きく影響します。

子どもは見た目に敏感な時期があり、特に小学校高学年から中学生にかけては、自分と他人を比較する傾向が強まります。歯並びの悪さから、自信を失ったり、無意識に口元を隠す癖がついたりする子も少なくありません。

また、歯並びは顔全体のバランスにも影響します。顎の位置や筋肉の使い方が変わることで、輪郭が歪んだり、左右非対称になったりすることもあります。

見た目の問題は本人の性格形成や対人関係にも影響を与えるため、軽視できない問題といえるでしょう。

虫歯や歯周病になるリスクが高まる

歯並びが悪いと、歯と歯が重なった部分などにプラークが溜まりやすくなります。その結果、虫歯や歯周病などの口腔トラブルを引き起こすリスクが高まるのです。

特に子どもは自分で歯磨きをうまく行うことが難しいため、歯並びが悪い場合はより注意しなければなりません。

発音しにくくなる

歯並びの乱れは、発音にも影響を及ぼすことがあります。特に、前歯の噛み合わせが悪い場合や隙間が空いている場合は、サ行やタ行、ラ行などの発音が不明瞭になることがあります。これは、舌や唇、歯の位置関係が発音時に大きく関わっているためです。

子どもが発音しにくいと感じることで、話すことに消極的になったり、クラスでの発表や会話を避けるようになったりするケースもあります。また、周囲の子どもにからかわれることが心理的なストレスとなり、言葉への苦手意識が生じることもあります。

顎に負担がかかる

歯並びが悪く、噛み合わせが不適切な状態が続くと、顎に負担がかかります。これによって、顎関節症を引き起こすリスクも高まるのです。

顎関節症の症状には、口を開けるときにカクカクと音が鳴る、口が開けにくい、顎の周囲に痛みがあるなどが挙げられます。これらの症状は一時的なものもありますが、慢性化すると食事や会話に支障をきたすこともあります。

また、片側ばかりで噛む習慣がある場合も、顎のバランスが崩れてしまいます。これにより、頭痛や肩こり、全身の歪みにつながるケースもあるため、日頃から子どもの噛み方を観察し、偏りがないかを確認することが大切です。

子どもの歯の矯正は何歳から?

子どもの歯の矯正は何歳からできるか考える親子

子どもの歯の矯正を始める適切な時期については、個人差があるため一概には言えません。

一般的には混合歯列期と呼ばれる、乳歯と永久歯が混在している時期(おおよそ6歳〜12歳)が一つの目安とされています。この時期は、歯や顎の成長が活発で、効果的に歯列や噛み合わせを改善できる可能性が高いとされています。

早期に矯正を始めることで、顎の成長をコントロールしたり、悪い癖を改善したりと、将来的な本格的な矯正治療の負担を軽減することができます。

一方で、すべての子どもに早期治療が必要というわけではなく、歯科医師の専門的な診断が重要になります。

子どもの歯並びが悪くなるのを防ぐためには

歯並びが悪くなるのを防ぐために定期歯科検診を受ける子ども

歯並びの悪化を未然に防ぐには、日常生活のなかでのちょっとした工夫と習慣づけが重要です。以下に、家庭でできる予防方法をご紹介します。

よく噛んで食べる

よく噛むことで、顎の発達が促進され、正しい歯並びへと導く助けになります。現代の食生活では柔らかい食材が多く、噛む回数が減っている傾向がありますが、意識的に噛む習慣をつけることで、顎の筋肉や骨がしっかりと育ちます。

食事の際には、硬めの食材や繊維質の多い野菜、噛みごたえのあるものを取り入れると良いでしょう。また、よく噛むことで唾液の分泌が促され、虫歯の予防にもつながります。

口周りの悪い癖を改善する

指しゃぶりや舌癖、口呼吸といった癖は、歯並びに悪影響を及ぼすため、早期に改善することが重要です。

まずは癖に気づくことが第一歩です。癖が出やすいのは、テレビを見ているときや寝る前などリラックスしている時間帯が多いため、そうした時間に注意深く観察してみましょう。

癖の原因には、ストレスや環境の変化が影響している場合もあるため、頭ごなしにやめさせるのではなく、子どもとしっかり向き合って対応することが大切です。改善が難しい場合は、歯科医師に相談するのもよいでしょう。

正しい姿勢を保つ

姿勢と歯並びは一見関係ないように思えますが、実は密接に関係しています。猫背や頬杖などの悪い姿勢が続くと、頭や顎の位置がずれて歯列にも影響を与えることがあります。

特に、スマートフォンやタブレットの使用が多い現代では、前かがみの姿勢が習慣化しやすくなっています。食事中や勉強中の姿勢を見直し、背筋を伸ばして顎を引くように意識させることが大切です。正しい姿勢は、呼吸や集中力の向上にもつながります。

歯磨きを丁寧に行う

日々の歯磨きは、虫歯や歯周病の予防だけでなく、歯並びを守るうえでも非常に重要です。虫歯による乳歯の早期喪失は、永久歯の生えるスペースを失う原因になります。

子どもが自分で磨けるようになっても、仕上げ磨きは10歳ごろまで続けるのが理想です。歯ブラシの持ち方や力の加減、磨き残しが出やすい部分など、保護者の方がしっかりとチェックしてあげることが、健康な口腔環境を守る第一歩です。

定期的に歯科検診を受ける

定期的に歯科検診を受けることも大切です。

歯科検診では、虫歯の有無だけでなく、歯の生え変わりの様子や歯並び・噛み合わせの状態、顎の発達状況などもチェックします。歯並びの異常は、早期であればあるほど対処しやすく、将来的な矯正治療の負担を軽減できることもあります。

特に子どもは成長が早いため、お口の中の状態も数ヶ月単位で変化します。一般的には、3〜6ヶ月に1回のペースで検診を受けるのが理想とされており、子どもの発育に合わせた丁寧なアドバイスが受けられます。

また、定期的に通院することで、お子さん自身が歯の健康に対する意識を高められるというメリットもあります。家庭で気づきにくい変化も、プロの目でチェックしてもらうことで、安心して成長を見守ることができるでしょう。

まとめ

綺麗な歯並びの笑顔の女の子

子どもの歯並びは、遺伝だけでなく生活習慣や環境の影響を大きく受けます。

歯並びが乱れることで、見た目や噛み合わせだけでなく、発音や虫歯リスク、さらには心の健康にも影響を及ぼす可能性があります。だからこそ、日頃からお子さまの口元をよく観察することが大切です。少しでも気になる変化があれば早めに歯科医院で相談しましょう。

小児矯正を検討されている方は、千葉県印旛郡酒々井町「京成酒々井駅」より徒歩4分、「JR酒々井駅」西口より徒歩10分にある歯医者「あい歯科 矯正・こども歯科」にお気軽にご相談ください。

当院では、患者さまの「悩み」「想い」をしっかり聞いて、質の高い治療を提供しています。一般歯科、小児歯科、矯正歯科、口腔外科、予防歯科、審美歯科、インプラントなどさまざまな診療を行っています。

診療案内ページはこちらご予約も受け付けておりますので、ぜひご覧ください。公式Instagramも更新しておりますので、ぜひチェックしてみてください。

検診・歯石取り・歯のクリーニング・フッ素塗布などもご予約いただけます。3か月先のご予約もお気軽にどうぞ。

043-496-0007

診療時間

 
午前
午後

午前:10:30~11:30
午後:12:00~18:00
▲:9:30~13:00/14:00~18:00

※急患の当日受付可能(初診最終受付:17時)休診日:日曜・月曜・祝日

043-496-0007

〒285-0905
千葉県印旛郡酒々井町上岩橋67-1
「京成酒々井駅」より徒歩約4分
駐車場22台完備